新しい国歌と国旗を考えた
最近またどこかのおっさんが「国旗・国歌、嫌いなら辞めよ」などと言ったらしい。
「国旗・国歌、嫌いなら辞めよ」=起立しない教員に−上田埼玉知事
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2009070100819
上田清司埼玉県知事は1日の県議会本会議で、県立学校の式典で君が代斉唱時に起立しない教員がいることについて「式典のルールに従って模範を示さなければならない教員が模範にならないようでは、どうにもならない」と述べた。その上で「そもそも、日本の国旗や国歌が嫌いだというような教員は辞めるしかないのではないか。そんなに嫌だったら辞めたらいい」と強調した。
私はこういうニュースを見聞きするたび、「みんなが気持ちよく歌えるような新しい国歌を作ればいいのに」と思う。「どうしても君が代でなければ嫌だ」「君が代以外の国歌を歌うのは耐えがたい苦痛だ」という人はまずいないだろうし、*1さっさと当たり障りのないものに変えてほしい。そうすればこういった馬鹿馬鹿しいニュースで脱力せずに済む。
新国歌
というわけで私なりの「君が代」改定案。とりあえず曲はそのままに歌詞だけを別物にする。要するに替え歌だ。
君が代は
千代に八千代に
さざれ石の
巌となりて
苔のむすまで
↓
我々 日本は
自由と民主主義を守る
日々の努力によって
永久(とわ)に誇れるように
無理やり合わせているので苦しい部分があるが、こういう歌詞なら特に不満も出ないのではないかと思う。二番以降も作るなら人権の尊重や戦争放棄を組み込みたいところだ。
もちろんどんな歌詞だとしても、歌うこと自体が嫌だという人はいるだろう。そういった人間に無理やり歌わせるというのは論外だ。この改定案もあくまで「君が代よりは抵抗が少ないんじゃないの?」という程度に過ぎない。歌う人間も歌わない人間も互いに気にせず共存できることが理想だ。
新国旗
ついでに日の丸に代わる新しい国旗も考えた。
↓
一見してわかるように、イデゲージ方式で「日本」という字を組み込んでいる*2。まさに日本の国旗にふさわしいデザインだ。プラモデルのランナーみたいだとか言わないように。
ここまで別物にしてしまえば、日の丸に大きな悪印象を抱く人々でも気にならなくなる……と思う。まあ仮に新しい国旗に変えたとしても、それを掲げて下種発言をする連中が出てきたら途端にケチがついてしまうのだけど。