死刑制度について日本国民に深く考えさせる方法

 なんだか日本では死刑制度について真剣に考えている人が少ない気がする……というわけで私の考えた天皇の有効活用シリーズその2。

 天皇「大多数が死刑を望む日本国民の象徴として、天皇の私が死刑執行するべきではないかと厳粛な心持ちで思います」などと言い出せば、死刑制度についての議論は間違いなく活発化するはずだ。

 おそらくは「天皇がそんなことに手を染めるなんて!」という声があがるだろうけど*1、「そんなこと」がなぜまずいのか、それは天皇にとってだけまずいのか、ときっちり議論するきっかけにはなるだろう。

 もちろんそんな発言をすれば多方面から批判を浴びる恐れがある。しかし「実現不可能なのは分かって言ってる。国民的な議論の契機となればいいと思った」とか言っておけば格好はつく……かも?

 天皇じゃなくて皇族の人でもいいから、次の死刑執行までに「代打、俺!」と言ってくれないかなあ。

*1:「死刑囚なんて誰が殺しても同じだし、天皇がやってもいいんじゃねーの」と言う人はたぶん少ないと思う。