先に捨て台詞

 さんざん殴りあってから(見苦しい言い争いをしてから)書くと「捨て台詞」とか言われそうなので先に書いておくことにする。

 私はブログおよびブックマークコメントで何度か名指しでinumashさんを批判している。その理由はinumashさんの言動が気に食わないからだ。はっきり言って人格的にはまったく尊敬していないし、下種野郎と断じることさえ躊躇はない。べつに「悪魔化」がどうとか的外れな揶揄をされたから根に持っているわけではなく、前々からinumashさんのことは嫌っていた。むしろ「悪魔化」の件は、私がねちねち絡む動機付けとなって嬉しいくらいだ。

 しかし、なぜかinumashさんは私の発言には何も反応を見せない。これはおそらく相手が悪い(分が悪いという意味ではなく頭や性格が悪い)と見なして無視する戦術なのだと思う。頃合いを見計らって「あの人は話にならないので無視してます」「変な人に粘着されていますが」などと言うつもりではないだろうか。

 この無視戦術に気づいたのはinumashさんを批判する最初のエントリをアップして以降だが、実はこれは私にとっても僥倖だった。年齢が30近くなると、話の合わない他人と本格的に議論する体力も失われる。なので、一方的に石を投げることができ、投げ返される心配のないinumashさんのような人は本当にありがたい。これからも無視してほしいと切に願う。「まんじゅうこわい」とか「押すなよ、絶対に押すなよ!」ではなくて本心から。

 ところでinumashさんは最近亡くなった忌野清志郎さんのファンで、忌野清志郎さんは「排除やディスコミュニケーションを肯定したことなんて一度もない」らしい。さすがinumashさんの言葉には含蓄があると思った。