追悼・志水一夫氏

 6月のはじめに志水一夫氏が南京事件否定論者だというエントリを書き、ついでにアホウヨだとか言ってしまったが、その志水氏が7月にお亡くなりになったらしい。

 生前のアホウヨ的言動の数々にはまったく敬意を抱けなかったが、もう性根を正す機会もなくなっただろうから、改めて難癖をつけることはしない。ただご冥福を祈ることにする。

 そのうえで、「死」繋がりとして、志水氏がmixiで書いていた日記の文章を紹介する。志水氏が人の死(それも特定集団に属する人々の死)をどのように見ていたかという参考資料だ。mixiは会員制SNSではあるが、この日記は「全体に公開」になっていたし、まあ載せても構わないだろう。ちなみにテキストデータではなく画像データとして保存していたのでそれを貼り付ける(一枚目の画像は日記で取り上げられていたニュースであって志水氏の日記ではない)。

 この日記の記述に言いたいことはいろいろあるが、死者を悪く言っても面白くないのでスルーしておく。あえて一点だけ指摘するなら、元記事見出しの「中国」をわざわざ「中共」に書き換える拘りが気になる。

 このような思いを抱いたまま何十年も生き、そしてそのまま死んでいく人々が結構な数いるのだろうと思うと、なんとも物悲しい気分になる。